稲沢市議会 > 2020-12-07 >
令和2年第 8回12月定例会-12月07日-01号
令和2年第 8回12月定例会−12月07日-目次

  • "年度尾張都市計画事業稲沢西土地区画整理事業特別会計補正予算"(/)
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  1. 稲沢市議会 2020-12-07
    令和2年第 8回12月定例会-12月07日-01号


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    最終取得日: 2022-12-06
    令和2年第 8回12月定例会-12月07日-01号令和2年第 8回12月定例会     議 事 日 程 (第1号)                       12月7日(月曜日)午前9時30分 開議  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 継続審査中の認定について     ・認定第1号 令和元年度稲沢市一般会計歳入歳出決算認定について     ・認定第2号 令和元年度稲沢市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について     ・認定第3号 令和元年度稲沢市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について     ・認定第4号 令和元年度稲沢市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について     ・認定第5号 令和元年度稲沢市祖父江霊園事業特別会計歳入歳出決算認定について     ・認定第6号 令和元年度尾張都市計画事業稲沢西土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について     ・認定第7号 令和元年度稲沢市病院事業会計決算認定について     ・認定第8号 令和元年度稲沢市水道事業会計決算認定について     ・認定第9号 令和元年度稲沢市公共下水道事業会計決算認定について     ・認定第10号 令和元年度稲沢市集落排水事業会計決算認定について  第4 議案第90号 稲沢市祖父江生涯学習センターの設置及び管理に関する条例の制定について  第5 議案第91号 稲沢市地区市民センター設置条例の一部を改正する条例について  第6 議案第92号 稲沢市公告式条例の一部を改正する条例について
     第7 議案第93号 稲沢市債権管理条例の一部を改正する条例について  第8 議案第94号 稲沢市平和らくらくプラザの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について  第9 議案第95号 稲沢市老人福祉施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について  第10 議案第96号 稲沢市地域包括支援センター包括的支援事業の実施に係る基準を定める条例の一部を改正する条例について  第11 議案第97号 稲沢市遺児手当支給条例の一部を改正する条例について  第12 議案第98号 稲沢市都市公園条例の一部を改正する条例について  第13 議案第99号 稲沢市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について  第14 議案第100号 稲沢市公民館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について  第15 議案第101号 稲沢市身体障害者福祉センターの設置及び管理に関する条例を廃止する条 例について  第16 議案第102号 稲沢市立勤労青少年ホームの設置及び管理に関する条例を廃止する条例について  第17 議案第103号 稲沢市働く婦人の家設置及び管理に関する条例を廃止する条例について  第18 議案第104号 稲沢市立祖父江町郷土資料館の設置及び管理に関する条例を廃止する条例について  第19 議案第105号 絵画(荻須高徳作「ヴェネツィア、リオ・ディ・フォンテーゴ」60号)の物品供給契約の締結について  第20 議案第106号 稲沢市公の施設における指定管理者の指定について  第21 議案第107号 令和元年度稲沢市水道事業会計利益の処分について  第22 議案第108号 損害賠償の額を定めることについて  第23 議案第109号 令和2年度稲沢市一般会計補正予算(第6号)  第24 議案第110号 令和2年度稲沢市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)  第25 議案第111号 令和2年度稲沢市介護保険特別会計補正予算(第3号)  第26 議案第112号 令和2年度稲沢市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)  第27 議案第113号 令和2年度尾張都市計画事業稲沢西土地区画整理事業特別会計補正予算第1号)  第28 議案第114号 令和2年度稲沢市病院事業会計補正予算(第2号)  第29 議案第115号 令和2年度稲沢市水道事業会計補正予算(第2号)  第30 議案第116号 令和2年度稲沢市公共下水道事業会計補正予算(第1号)  第31 議案第117号 令和2年度稲沢市集落排水事業会計補正予算(第1号)  第32 報告第18号 専決処分の報告について 出 席 議 員(26名)    議席番号     氏   名         議席番号     氏   名      1番    杉 山 太 希          2番    平 野 賀洋子      3番    北 村 太 郎          4番    黒 田 哲 生      5番    近 藤 治 夫          6番    津 田 敏 樹      7番    服 部 礼美香          8番    大 津 丈 敏      9番    加 藤 孝 秋         10番    岡 野 次 男     11番    冨 田 和 音         12番    志 智   央     13番    木 全 信 明         14番    東 野 靖 道     15番    吉 川 隆 之         16番    木 村 喜 信     17番    網 倉 信太郎         18番    長 屋 宗 正     19番    服 部   猛         20番    出 口 勝 実     21番    六 鹿 順 二         22番    杤 本 敏 子     23番    平 床 健 一         24番    星 野 俊 次     25番    曽我部 博 隆         26番    野々部 尚 昭 欠 席 議 員(なし) 地方自治法第121条の規定により出席を求めた者   市     長  加 藤 錠司郎       副  市  長  眞 野 宏 男   教  育  長  恒 川 武 久       病院事業管理者  加 藤 健 司   市長公室長    篠 田 智 徳       総 務 部 長  清 水   澄   市民福祉部長   小 野 達 哉       子ども健康部長  平 野 裕 人   経済環境部長   岩 間 福 幸       建 設 部 長  鈴 森 泰 和   上下水道部長   森 本 嘉 晃       教 育 部 長  荻 須 正 偉   消  防  長  花 村   誠       市民病院事務局長 石 村 孝 一   市長公室次長   浅 野 隆 夫       総務部次長    久留宮 庸 和   市民福祉部次長  石 黒 憲 治       子ども健康部次長 水 谷   豊   子ども健康部次長 長谷川 和 代       経済環境部次長  足 立 和 繁   建設部次長    櫛 田 謙 二       上下水道部次長  村 田   剛   会計管理者    竹 本 昌 弘       教育部次長    岩 田 勝 宏   消防本部次長   荻 本 博 明       消 防 署 長  小 澤 康 彦   市民病院事務局次長高 木   央       人 事 課 長  岸   宗 二   企画政策課長   吉 川 修 司       企画政策課統括主幹飯 田 達 也   情報推進課長   村 田   司       地域協働課長   大 口   伸   祖父江支所長   髙 瀬   悦       平和支所長    杉   真 二   総 務 課 長  森 田   徹       契約検査課長   生 駒 悦 章   課 税 課 長  木 谷 宏 一       収 納 課 長  林   昌 弘   危機管理課長   大 島 光 之       福 祉 課 長  溝 口 美奈代   高齢介護課長   長谷川   隆       市 民 課 長  伊 藤 みゆき   子育て支援課長  服 部 美 樹       保育課統括主幹  田 中 真由美   経済環境部調整監 山 田   誠       商工観光課統括主幹大 野 優 樹   農 務 課 長  山 田 忠 司       環境保全課長   粂 田 裕 子   資源対策課長   岡 田 稔 好       環境施設課長   吉 川 康 彦   都市計画課長   松 永   隆       都市計画課統括主幹伊 藤 健太郎   用地管理課長   武 田 一 輝       土 木 課 長  伊 藤 和 彦   建 築 課 長  石 黒 浩 生       水道業務課長   櫛 田 克 司   下水道課長    川 口   眞       庶 務 課 長  榊 山 隆 夫   庶務課統括主幹  森   義 孝       学校教育課長   吉 田 剛 往   学校教育課統括主幹近 藤 慎 二       スポーツ課長   長 崎 真 澄   図 書 館 長  塚 本 ゆかり       美 術 館 長  山 田 美佐子   消防本部総務課長 河 合   靖       監査委員事務局長 松 永   肇   農業委員会事務局長              市民病院事務局医事課長情報管理室長            山 﨑 克 己                大 橋 健 一   市民病院地域医療連携室長                                       加 賀   彰    議会事務局職員出席者   議会事務局長   足 立 直 樹       議 事 課 長  加 藤 保 典   議事課主幹    佐 藤 雅 之       議事課主査    中 川 喜 善                                 午前9時30分 開会 ○議長(木村喜信君)  おはようございます。  ただいまから令和2年第8回稲沢市議会12月定例会を開会いたします。  ただいまの出席議員は26名でありますので、議会の成立を認めます。  11月臨時会同様、本定例会においても新型コロナウイルス感染症対策を講じて開催しますので、皆様方の御理解と御協力をお願いいたします。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配付したとおりでありますので、これをもって報告に代えます。  これより日程に入ります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
     会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において21番、六鹿順二君及び22番、杤本敏子さんを指名いたします。  次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期は、お手元に配付してあります会期日程のように、本日から23日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日から23日までの17日間と決定いたしました。  次に、日程第3、継続審査中の認定についてを議題といたします。  この際、決算特別委員長の報告を求めます。  決算特別委員長、木全信明君。 ◎決算特別委員長(木全信明君) (登壇)  おはようございます。  決算特別委員会の報告を申し上げます。  去る令和2年9月定例会において、決算特別委員会に付託になり、閉会中の継続審査となっておりました認定第1号令和元年度稲沢市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第10号令和元年度稲沢市集落排水事業会計決算認定についてまで、決算特別委員会を10月16日、19日、20日の3日間、午前9時30分から議員総会室において開催し、審査いたしました結果、いずれも全会一致で原案を認定することに決しました。  以上、決算特別委員会の報告を終わります。 ○議長(木村喜信君)  報告が終わりました。  これに対し、質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑もないようでございますので、これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  最初に、反対討論の発言を許します。  曽我部博隆君。 ◆25番(曽我部博隆君) (登壇)  認定第1号令和元年度稲沢市一般会計歳入歳出決算認定について、認定第2号令和元年度稲沢市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、認定第3号令和元年度稲沢市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について及び認定第4号令和元年度稲沢市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について反対の立場から討論を行います。  これらは関連していますので、一括して反対の理由を申し上げます。  反対の第1の理由は、国の言いなりに開発を優先して進めているからであります。  国は、人口減少に歯止めをかけるとして、スーパーメガリージョン構想を進めています。これは、リニア新幹線の開通に合わせ、リニア新幹線が通る首都圏、中部圏、関西圏を一つの巨大な圏域と捉えて開発し、人口減少に歯止めをかけようというものであります。しかし、新型コロナウイルスによるパンデミックの下で、世界の都市封鎖、移動の制限が行われています。今後も新しく出てくる新型の感染症に対応するには、人や物の移動を制限し、人との距離を取る新しい生活様式を取り入れていく必要があります。スーパーメガリージョン構想は、こうしたことに対して真逆の発想です。  名古屋鉄道は、リニア新幹線開業に合わせて、名古屋駅前で計画していた大規模開発事業の着工を3年程度先送りし、開発規模を検討すると表明をしました。先送りの理由に、新型コロナ後の社会環境の変化を上げています。ところが、市長は、国と同様、新型コロナウイルス発生前に計画をした国府宮駅周辺の再開発や名鉄本線の高架を前提とした土地区画整理事業をそのまま推し進めています。新型コロナウイルスで社会環境は一変しており、計画を見直すべきです。再開発を後押しするべき地権者の機運も高まっていないと言われています。こうした中で、強引に事業を推し進めることを認めることはできません。  反対の第2の理由は、開発を推し進めるために、市民の暮らし、福祉を犠牲にしているからであります。  平和町にある3つの公立保育園を廃止し、民間の認定こども園にする事業を進めています。また、祖父江町をはじめとする残りの公立保育園についても、公立保育園の在り方と称して、廃止や統廃合を進めるとともに、統廃合で残った公立保育園についても民営化する計画です。小学校についても、稲沢西部の学校の統廃合を進めようとしています。さらに、給食基本計画を策定 し、この中で学校の自校調理を廃止し、給食センター方式に変えるとともに、運営を民間に委ねる計画です。公の責務を放棄し、民間至上主義への転換を図ろうとするものです。「子育て・教育は稲沢で!」と言いながら、経済効率を最優先し、子育て・教育環境を破壊するもので、認めることはできません。  さらに、コロナ禍の下で密を避けるなどの新しい生活様式を市民に求めながら、保育園や学校の統廃合、給食センター化は密をつくる真逆の対応です。今後も新しい感染症が発生する可能性があり、これらに対応できる社会、すなわち経済優先ではなく、人を大切にする社会にしていくことが求められています。  国民健康保険は、2018年度から、運営が市町村単位から都道府県単位に移行しました。稲沢市は、運営の移行に合わせ、一般会計から国保会計への繰入れをばっさり削減しました。2017年度1人1万2,000円あった一般会計からのその他繰入れを2018年度から削減し、2019年度には3,700円、3分の1に減らしました。その結果、国保税が引き上げられ、サラリーマンなどが加入している協会けんぽと比べ、2倍の保険料を押しつけています。国保税を払えないと資格証という形で保険証が取り上げられます。払える国保税にするためにも、全国知事会は、国が公費負担を引き上げ、協会けんぽ並みの保険税にすることを強く求めていますが、そのとおりだと思います。国による公費負担を引き上げ、国保税の引下げを強く要求するとともに、市としても一般会計からの繰入れを増やし、高過ぎる国保税を引き下げることを強く要求します。  介護保険は、2000年度から始まり、21年になります。この制度は、介護の社会化、介護を社会全体で支えるとして始まりました。日本共産党は、当初から負担あって介護なしになると反対をしてきましたが、指摘のとおりになっています。介護保険料は3年ごとに見直しをされます。当初月額2,628円で始まりましたが、2019年度からの第7期は4,800円、1.8倍になっています。  一方、特別養護老人ホームへの入所は、要介護1からできましたが、要介護3以上でないと利用できなくしてしまいました。さらに、総合事業と称して、要支援者が利用するデイサービスやホームヘルプサービスを介護保険の対象から外してしまいました。現在第8期の計画を策定中ですが、介護保険からの締め出しを強めようとしています。発足時に言っていた、介護の社会化に反する事態を進めています。負担だけ強いて介護なしの深刻な事態になることは避けられません。国による公費負担を増やし、誰もが安心して介護を受けることができる社会にすることを強く要求します。  後期高齢者医療制度は、75歳からの高齢者を別建ての保険制度にして、2008年度から始まりました。当初は国民の批判をそらすために、所得の低い方を対象にした保険料の均等割、7割軽減を国が一部負担をして、9割軽減、8.5割軽減を暫定的に導入しました。こうした暫定措置も廃止をし、保険料も当初の年間7万4,000円から、僅か12年で9万2,000円にしました。国の責任で後期高齢者医療保険料の引下げを行うことを強く要求するべきです。  さらに問題なのは、昨年10月から消費税を10%に引き上げたことです。消費税は、所得の少ない人ほど重くのしかかる逆進性の強い制度で、貧困と格差を拡大しています。こうしたことに抗議もせず、受け入れることは大問題です。  新型コロナ禍という未曽有の経済危機にあります。世界では、37か国で消費税、世界では付加価値税と言っていますけれども、この付加価値税を暫定的に引き下げて対応しています。経済危機を乗り切るためにも、消費税減税を国に強く求めるべきです。  以上の理由で、認定第1号から第4号に反対をするものです。  以上で終わります。 ○議長(木村喜信君)  次に、賛成討論の発言を許します。  津田敏樹君。 ◆6番(津田敏樹君) (登壇)  皆様、おはようございます。  議長から発言のお許しをいただきましたので、賛成討論をさせていただきます。  令和元年度各会計の決算認定について、賛成の立場で私の意見を述べさせていただきます。  初めに、認定第1号令和元年度稲沢市一般会計歳入歳出決算認定につきましては、地方を取り巻く環境が激しく変化する中で、健全財政の維持という基本方針を堅持しつつ、稲沢市の発展のために、限られた財源を重点的かつ効率的に配分した財政運営に努められたところでございます。  特に、予算の効率的な執行をはじめ、国・県の制度や補助メニューの活用などにより財源の確保に努められ、様々な課題事業を推進されました。そして、最終的に実質収支額が約22億4,100万円の黒字決算となったことを高く評価するものでございます。  具体的に特筆すべき点を申し上げますと、子育て関連では、新たに子育ての支援の中核となる中央子育て支援センターを令和2年2月に開所するとともに、国が進めた幼児教育・保育無償化の対象から外れた副食代につきまして、従前より実施している第2子・第3子以降児の授業料・保育料無償化の世帯を対象に無料とするなど、子育て支援に積極的に取り組んでこられました。  教育関連では、小学校空調設備整備事業を早期に進め、旧祖父江支所跡地に移転する祖父江中学校プール整備をはじめ、平和中学校の空調設備改修、明日花東分室の整備等に係る設計等を実施するなど、教育施設の充実に努められました。  まちの基盤づくり関連では、名鉄国府宮駅付近で計画している鉄道高架の調査や駅周辺の再整備に向けた基本計画などを策定するとともに、75歳以上の高齢者・障害者などの交通弱者への外出支援事業として、大里西市民センター地区平和支所地区におけるおでかけタクシー実証実験などに取り組んでこられました。  さらに、将来の稲沢市のために、災害対策拠点と福祉の拠点となる東分庁舎の整備を進めるとともに、幹線道路や生活道路などの整備や三宅川流域の冠水被害対策のための雨水貯留施設設置事業などに積極的に取り組んでこられました。  極めて厳しい財政状況の中、稲沢市の将来を見据えた事業を展開しつつ、健全財政を維持されたことを高く評価し、本認定案件に賛成するものでございます。  次に、認定第2号令和元年度稲沢市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定、認定第3号令和元年度稲沢市介護保険特別会計歳入歳出決算認定及び認定第4号令和元年度稲沢市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定につきましては、3会計とも関連がございますので、一括して意見を述べさせていただきます。  少子高齢化の急速な進行などにより、これから社会保険制度の役割はますます重要性が高まっております。  国民健康保険につきましては、地域における医療保険制度として、被保険者が安心して医療を受けられるよう、相互扶助の精神の下、加入者の保険税などにより運営がなされており、セーフティネットとして国民皆保険の堅持に取り組んでこられました。  介護保険制度につきましては、介護が必要になった高齢者やその家族を社会全体で支えていく仕組みで、40歳以上の方が納める保険料と税金などにより運営がなされており、居宅・施設などにおける介護サービス介護予防サービス、包括的な生活支援や地域支援の実施など、地域に密着した各種サービスの提供などに取り組んでこられました。  また、後期高齢者医療制度につきましても、高齢者の健康保持と安定的な医療制度の確保に向けて、市と広域連合の連携の下、保険料などにより運営がなされており、原則75歳以上の高齢者の医療保険として制度の維持に取り組んでこられました。  今後とも、給付と負担の公平を図るとともに、将来にわたり持続可能で安定的な制度の構築を目指し、強固な財政基盤の確立に努めていただきたいことを要望しまして、各認定案件に賛成するものでございます。  以上をもちまして、それぞれの決算認定に対する私の賛成討論を終わらせていただきます。  議員各位の御賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げる次第でございます。 ○議長(木村喜信君)  ほかに討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結いたします。  これより直ちに採決いたします。  認定第1号令和元年度稲沢市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第4号令和元年度稲沢市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてまでの各決算は、原案を認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者起立)  御着席願います。起立多数と認めます。よって、認定第1号から認定第4号までの各決算は、原案を認定することに決しました。  次に、認定第5号令和元年度稲沢市祖父江霊園事業特別会計歳入歳出決算認定についてから認定第10号令和元年度稲沢市集落排水事業会計決算認定についてまでの各決算は、原案を認定することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、認定第5号から認定第10号までの各決算は、原案を認定することに決しました。  次に、日程第4、議案第90号稲沢市祖父江生涯学習センターの設置及び管理に関する条例の制定についてから日程第31、議案第117号令和2年度稲沢市集落排水事業会計補正予算(第1号)までを一括議題といたします。  市長から所信表明及び提案理由の説明を求めます。  加藤市長。 ◎市長(加藤錠司郎君) (登壇)  皆さん、おはようございます。  令和2年第8回稲沢市議会定例会の招集に当たりましては、公私とも御多忙の折にもかかわらず、万障お繰り合わせの上、御参集いただきましたことをまずもって厚く御礼申し上げます。  それでは、所信表明をいたします。  令和2年第8回稲沢市議会12月定例会におきまして、市長就任に当たり、私の市政運営に臨む所信の一端を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。  先月の市長選挙におきましては、市民の皆様から多くの支持を賜り、ここに再び稲沢市長として市政を担当させていただくことになりました。責任の重さをかみしめ、稲沢市の発展のため、より一層精進してまいる所存でございます。  人口減少、少子高齢化により、我々を取り巻く社会構造は大きく変化しようとしております。また、新型コロナウイルス感染症の影響により世界経済は大きなダメージを受けており、来年度以降の市政運営を行うに当たりましても、財政状況は大変厳しいものになると予想しております。そのような困難な状況下におきましても、市民の皆様の安心・安全を守るとともに、本市の将来のため、魅力あるまちづくりを着実に進める必要がございます。  私は、1期目に掲げました「人にやさしく活力あるまちづくり」の実現に向け、4年間市政の運営に努めてまいりました。2期目の市政運営につきましても、引き続き「人にやさしく活力あるまちづくり」をバージョン2として掲げ、これまでの取組をさらに深化させることにより、市民の皆様が幸せを実感していただけるようなまちづくりを私自ら先頭に立って進めてまいりたいと考えております。  以下、当面の施政方針といたしまして、私が市長選挙の際にお約束させていただきました項目に基づき、所信の一端を申し上げます。  第1に「「子育て・教育は稲沢で!」、安心して子育てできるまち」でございます。  私は「子育て・教育は稲沢で!」をスローガンに、これまで4年の任期の間に、高校生までの入院に係る子ども医療費の無償化、保育園や幼稚園に通う第2子の保育料等の段階的な無償化、多子世帯に対する副食代の無償化等に努めてまいりましたが、今後も引き続き安心して子育てができるよう経済的負担の軽減に努めるとともに、保育の質を高めるなどの環境整備にも努めてまいります。  教育に関しましては、普通教室へのエアコン設置は完了しており、今後は特別教室へのエアコン設置を順次進めてまいります。今年度は小・中学生1人に1台ずつタブレット端末を配備してまいりますので、今後はそのタブレット端末などを活用したICT教育を推進するとともに、コロナ禍などの長期にわたる学校休業時のオンライン授業の実施可能性を探るなど、学校教育環境の向上に努めてまいります。  さらに、平成30年度から一部の小・中学校において学校運営協議会を試行実施してまいりましたが、今後は市内全小・中学校に広げ、地域の皆様の学校運営への参画を推進してまいります。  また、教師の多忙化解消の一環として、給食会計の公会計化を検討するとともに、調理施設の老朽化や衛生管理への対応、調理員の確保等の課題に対応するため、現在検討している学校給食の在り方について、今年度に一定の方向性を出してまいりたいと考えております。  第2に「地域経済を活性化、発展し稼ぐまち」でございます。  新型コロナウイルス感染症はいまだに猛威を振るっており、世界経済に強いダメージを与えています。  本市におきましては、これまでコロナ禍における本市の事業者を守るため、いなざわ事業者げんき補助金や稲沢市新型コロナウイルス感染症対策協力金などの支援を行ってまいりました。しかし、現在においても新型コロナウイルス感染症の終えんを見込むことができません。感染拡大の状況によりましては、今後も厳しい経営が続く本市の事業者等に対し、国や県と連携しながら継続的な支援が必要であると考えております。  また、既存商店街が自ら活性化していく手法の一つとして、今年の10月から稲沢まちゼミを実施しております。今後もまちゼミを拡充することによって、その地域にある各店舗の魅力を知っていただき、商店街が持つ力を高めるとともに、活性化につなげるよう支援してまいります。  第2期平和工業団地におきましては、順次工場等の建設が進められており、早いところでは春から操業を開始する予定となっております。今後も、継続的に本市の雇用の場や税収の増加を図るため、新規企業の誘致を進めてまいります。  第3に「安心・安全で、健康に暮らせるまち」でございます。  近年多発する大型台風やゲリラ豪雨などに対応するため、今後も市内の浸水対策の強化を図ることにより、市民の皆様の安全を守ってまいります。それとともに、南海トラフ巨大地震などの大規模な災害に備え、小・中学校などの指定避難所へ避難された市民の皆様が安心して過ごせるよう、ウイズコロナ時代に対応した避難所の設備の拡充に努めてまいります。  また、地域医療の中核病院として、市民病院の経営改善に努めるとともに、市民の皆様が健康づくりの意識を高め、自らが健康づくりの取組を行うことができるよう、健康マイレージ事業等の充実を図ってまいります。  第4に「リニア新時代に向け、活力あるまち」でございます。  本市の人口は、この4年間で約1,500人減少しております。名鉄国府宮駅は本市の玄関口である駅ではありますが、駅近辺は低未利用地が多く、また10分、15分ほど歩くと市街化調整区域となり、十分な宅地供給ができず、まちに厚みがないと感じております。  2027年には、東京-名古屋間のリニアの開通により新しい時代が幕を開けます。名古屋市近郊の地理的優位性を生かした活力あるまちづくりを進めるためには、1期目に引き続き、名鉄国府宮駅周辺の再整備に取り組むとともに、新たな住居系市街地の形成を図ってまいります。  また、本市には祖父江・稲沢線、春日井・稲沢線及び稲沢・西春線など、市の東西交通を支える幹線道路がございます。これら路線を整備していくことは、本市の慢性的な渋滞を緩和するだけでなく、地域経済の発展や機能的な都市活動の促進に寄与するものだと考えております。1期目に引き続き、関係機関との協議や調整を図りながら、この3本の路線の整備を計画的に進めるとともに、名鉄本線の立体交差化につきましても、その実現可能性について引き続き検討してまいります。  第5に「人生100年時代へのライフシフト、長寿社会に真摯に向き合うまち」でございます。
     本市の人口区分のうち、65歳以上の高齢者の数は現在約3万7,000人であり、私が就任した当時から、この4年間で2,000人ほど増えております。また、85歳以上の高齢者は現在約5,100人であり、1,000人ほど増えております。日本人の平均寿命が延び、団塊の世代や団塊ジュニアの高齢化が進む中、高齢者の人口増加傾向は続くものと考えております。そうした中、高齢者の方やその家族の方を支援する仕組みをつくっていかなくてはなりません。  まずは、高齢者等の外出支援を強化するため、現在実証実験中である、おでかけタクシーを本格運行に移行していきたいと考えております。それに加え、高齢者の方がいつまでも健康的な生活を送ることができるよう、フレイル対策を実施し、要介護、認知症予防の推進を図っていくとともに、仮に介護が必要になった場合でも、家族や地域の関係機関が連携し合って、介護を必要とする方が自分らしく暮らすことができるよう、また家族の方も安心できるよう、地域包括ケアシステムの強化や家族の方の負担軽減に努めてまいります。  第6に「誰一人置き去りにしない、人にやさしいまち」でございます。  本市には、障害のある方、高齢者の方、妊婦や小さなお子様を育てている方、外国人の方など、一定の配慮が必要な方も暮らしております。そうした方々が安心して生活し、気軽に出かけられ、便利な生活ができる環境となるよう、これからも取り組んでいかなければなりません。  親子が楽しく安心して遊べる場、親同士が子育ての悩みや喜びを分かち合える場として、昨年度、中央子育て支援センターを開設し、子育てに関するあらゆる相談に応じる総合相談窓口を設けて、子供の発達に対する不安や悩みの解消を手助けしてまいりました。今後は、障害のあるお子さんとその家族への支援や相談体制を強化するため、通所支援施設であるひまわり園を奥田保育園へ移設し、児童発達支援センターへの移行を目指してまいります。  東庁舎において、福祉に関するあらゆる相談に対応できるよう、福祉事務所が担うべき業務を来年度からは福祉課に集約するとともに、稲沢市社会福祉協議会の事務室を設置し、福祉課と連携を密にすることにより、福祉相談のワンストップ化を目指してまいります。  また、選挙の投票所や災害時の避難所として小・中学校の屋内運動場などを利用する機会が増えてまいりますが、投票や避難等で利用する方が誰でも安全に、かつ快適に利用できるよう、屋内運動場のバリアフリー化及びそのトイレの一部洋式化を進めてまいります。  第7に「観光・文化・スポーツ・環境に、魅力あふれるまち」でございます。  本市は、国府宮はだか祭をはじめとした祭りや、梅、桜、アジサイ、イチョウなどの四季を感じることができる豊かな自然、アウトドアの拠点であるサリオパーク祖父江、文化面では稲沢市民会館や荻須記念美術館などの文化施設、多くの文化財などがあり、多種多様な魅力あふれるまちでございます。今後は、桜ネックレスの遊歩道の改修や信長公の生誕地である勝幡城跡を生かした武将観光を推進するなど、様々な地域資源に磨きをかけてまいります。  それに加え、今年9月末に、JR稲沢駅の東側に強豪実業団チームのホームコートとなるアリーナがオープンしました。また、ホタル保護条例を制定して、ホタルが生息できる自然環境の保護に努めるなど、本市の新たな魅力につきましても全国へ積極的にアピールして、本市に人を呼び込み、様々な交流を生み出すことによって本市の活性化につなげるよう努めてまいります。  最後に「未来を見据え、市民のしあわせを創造する市政運営」でございます。  日本の人口減少、少子高齢化は今後も続きます。本市も例外ではございません。本市の人口が減少することにより経済が衰退し、まちの活力が徐々に失われていくことを懸念しております。そうした危機感を市全体で共有し、将来を見据えた市政運営を行っていかなくてはならないとの決意を新たにしております。  市民の皆様が、これからも本市に住んでよかった、ずっと暮らしていきたいと思えるような、また、市外に住む方に対しても、本市に住んでみたいと思えるようなまちをつくっていくために、市役所は市内最大のサービス業であることを職員が自覚し、感動品質にまで高めた市民サービスを提供できるよう、市民満足度向上をモットーとする組織づくりに取り組んでまいります。  市民満足度向上のためには、職員一人一人が自らの力を最大限発揮していくことが必要であります。しかしながら、人口減少が進み、生産年齢人口も減少しますと、本市の職員採用についても困難となることが予想されます。これからは、高齢者や女性の活躍がこれまで以上に求められる時代が来ると予想されることから、本市といたしましても、女性管理職を積極的に登用するなど、女性が輝くまち稲沢を推進してまいります。  さらに、市役所における事務手続の簡素化、デジタル化を進めることにより、事務の効率化や市民の皆様の申請手続などの負担軽減も図ってまいります。また近い将来は、市役所の力だけでは地域課題を解決していくことが困難な状況となることも予想され、本市が持続的に発展していくためには、行財政改革を進めることはもちろんのこと、さらに民間の活力を積極的に活用していくことを検討し、市民協働や官民協働を推進していくよう努めてまいります。  以上、今後の市政運営に取り組む基本方針につきまして、私の所信の一端を申し述べさせていただきました。  コロナ禍の影響による来年度以降の市税収入など、先を見通すことが困難な状況の中、市民の安心・安全のため、また、活力ある魅力的な市として発展していくためには、限りある財源をこれまで以上に効果的に活用していかなければなりません。今投資すべきものについては投資し、今我慢できるものについては我慢しなければならないといった判断も必要となってくると考えます。人口減少社会やウイズ・アフターコロナ社会の中、取り組む施策の優先順位を明確にし、将来にわたって安定した行政サービスを提供していくため、引き続き全力を傾注してまいりたいと考えております。  市長としてのリーダーシップをいかんなく発揮し、職員とともに一丸となって取り組んでまいりますので、議員の皆様をはじめ、関係各位の御支援と御協力を切にお願い申し上げるものでございます。  それでは、引き続き議案の提案説明を申し上げます。  本日提案申し上げ、御審議いただきます議案は、条例関係議案15件、法定議決議案4件、予算関係議案9件でございまして、その概要につきまして御説明申し上げます。  最初に、議案第90号稲沢市祖父江生涯学習センターの設置及び管理に関する条例の制定につきましては、地方自治法第244条の2第1項の規定に基づき、稲沢市祖父江生涯学習センターについて、公の施設として定めるため、制定するものでございます。  次に、議案第91号稲沢市地区市民センター設置条例の一部を改正する条例につきましては、稲沢市大里西市民センターの移転に伴い、当該センターの位置を変更するため、改めるものでございます。  次に、議案第92号稲沢市公告式条例の一部を改正する条例につきましては、稲沢市大里西市民センターの移転に伴い、掲示場所の位置を変更するため、改めるものでございます。  次に、議案第93号稲沢市債権管理条例の一部を改正する条例につきましては、債権の放棄に関する規定を私債権に限定するほか、各条文の規定を見直すため、改めるものでございます。  次に、議案第94号稲沢市平和らくらくプラザの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例につきましては、稲沢市身体障害者福祉センターの廃止に伴い、当該センターの機能の一部を移転するため、改めるものでございます。  次に、議案第95号稲沢市老人福祉施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例につきましては、稲沢市稲葉老人福祉センターあすなろ館を移転するため、改めるものでございます。  次に、議案第96号稲沢市地域包括支援センター包括的支援事業の実施に係る基準を定める条例の一部を改正する条例につきましては、基幹型地域包括支援センターを設置するに当たり、人員に係る基準を定めるため、改めるものでございます。  次に、議案第97号稲沢市遺児手当支給条例の一部を改正する条例につきましては、愛知県遺児手当支給規則の一部改正に伴い、災害その他やむを得ない理由による遺児手当受給資格認定の申請等の遅延に対応するため、改めるものでございます。  次に、議案第98号稲沢市都市公園条例の一部を改正する条例につきましては、都市公園の整備に伴い、祖父江ぎんなんパーク及び目比親水公園を新たに設置するため、改めるものでございます。  次に、議案第99号稲沢市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、稲沢市債権管理条例の一部改正に伴い、水道事業における私債権の放棄について規定するため、改めるものでございます。  次に、議案第100号稲沢市公民館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例につきましては、稲沢市大里西公民館の移転に伴い、位置を変更するため、改めるものでございます。  次に、議案第101号稲沢市身体障害者福祉センターの設置及び管理に関する条例を廃止する条例につきましては、稲沢市身体障害者福祉センターの廃止に伴い、条例を廃止するものでございます。  次に、議案第102号稲沢市立勤労青少年ホームの設置及び管理に関する条例を廃止する条例につきましては、稲沢市立祖父江町勤労青少年ホームの廃止に伴い、条例を廃止するものでございます。  次に、議案第103号稲沢市働く婦人の家設置及び管理に関する条例を廃止する条例につきましては、稲沢市働く婦人の家の廃止に伴い、条例を廃止するものでございます。  次に、議案第104号稲沢市立祖父江町郷土資料館の設置及び管理に関する条例を廃止する条例につきましては、稲沢市立祖父江町郷土資料館の廃止に伴い、条例を廃止するものでございます。  次に、議案第105号絵画(荻須高徳作「ヴェネツィア、リオ・ディ・フォンテーゴ」60号)の物品供給契約の締結につきましては、契約金額2,800万円で物品供給契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第8号及び稲沢市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。  次に、議案第106号稲沢市公の施設における指定管理者の指定につきましては、稲沢市立平和町農村環境改善センターにおいて指定管理者を指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。  次に、議案第107号令和元年度稲沢市水道事業会計利益の処分につきましては、令和元年度稲沢市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。  次に、議案第108号損害賠償の額を定めることにつきましては、稲沢市民病院が行った手術により患者が大量出血を来し、死亡に至ったことに関し、市の過失を認め、遺族に対する賠償額を2,327万円とすることについて、稲沢市病院事業の設置等に関する条例第9条の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。  次に、議案第109号令和2年度稲沢市一般会計補正予算(第6号)につきましては、歳入歳出予算の総額681億6,376万7,000円から歳入歳出それぞれ2億937万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を679億5,439万3,000円とするものでございます。  このたびの補正予算の主な内容といたしましては、勤労福祉会館空調設備改修に係る施設整備工事費を計上するとともに、高齢者のインフルエンザ予防接種費用の助成に係る予防接種委託料、新型コロナウイルス感染症拡大防止のために延期となった東京2020オリンピック聖火リレーの実施に向けた事前準備に係る関係経費を計上するほか、人事異動及び国家公務員に準拠した給与改定等に伴う人件費の整理、また各種事務事業の上半期の実績等を精査し、補正するものでございます。  これらに対します歳入の主な内容といたしましては、国・県支出金及び市債を整理するとともに、国民健康保険特別会計等の他会計繰入金、前年度繰越金などを増額計上する一方、財源が確保できたため、財政調整基金繰入金を19億円減額計上するものでございます。  次に、議案第110号令和2年度稲沢市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により収入が減少した世帯に対する保険税の減免により、国民健康保険税を減額する一方、減免措置に対する国・県支出金を計上するとともに、給与改定等に伴う人件費の整理、前年度の事業費確定に伴う一般会計繰出金の増額計上等により、3,223万9,000円を増額計上するものでございます。  次に、議案第111号令和2年度稲沢市介護保険特別会計補正予算(第3号)につきましては、給与改定等に伴う人件費を整理するとともに、前年度の事業費確定等により財源が確保できたた め、介護給付費準備基金繰入金を減額計上する一方、介護給付費準備基金積立金の増額計上等により、5,196万9,000円を増額計上するものでございます。  次に、議案第112号令和2年度稲沢市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)につきましては、前年度療養給付費の精算等に伴い、一般会計繰出金を増額計上するとともに、前年度繰越金の整理等により、5,041万6,000円を増額計上するものでございます。  次に、議案第113号令和2年度尾張都市計画事業稲沢西土地区画整理事業特別会計補正予算第1号)につきましては、前年度繰越金の確定等により、3,067万6,000円を増額計上するものでございます。  次に、議案第114号令和2年度稲沢市病院事業会計補正予算(第2号)につきましては、新型コロナウイルス感染症対策といたしまして、医師、看護師等の特殊勤務手当を増額計上する一方、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、事業収益を減額することに伴う材料費の減額計上等により、収益的支出の予定額を76億8,695万円とするとともに、感染症対策用の医療器械購入費の増額計上等により、資本的支出の予定額を6億1,674万3,000円とするものでございます。  次に、議案第115号令和2年度稲沢市水道事業会計補正予算(第2号)につきましては、給与改定等に伴う人件費の整理により、収益的支出の予定額を23億6,491万9,000円、資本的支出の予定額を22億470万円とするものでございます。  次に、議案第116号令和2年度稲沢市公共下水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、給与改定に伴い、人件費を整理するとともに、事業費の精査による工事請負費の減額計上により、収益的支出の予定額を18億6,213万1,000円、資本的支出の予定額を26億1,756万8,000円とするものでございます。  次に、議案第117号令和2年度稲沢市集落排水事業会計補正予算(第1号)につきましては、給与改定に伴い、人件費を整理するとともに、事業費の精査等による委託料の減額計上により、収益的支出の予定額を3億5,229万9,000円とするものでございます。  以上が提案いたします議案の概要でございますが、詳細につきましては関係部長から説明させますので、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村喜信君)  会議の途中ですが、暫時休憩いたします。                                 午前10時29分 休憩                                 午前10時45分 再開 ○議長(木村喜信君)  休憩前に引き続き会議を再開いたします。  続いて、各部長の説明を求めます。説明は簡潔にお願いいたします。 ◎教育部長(荻須正偉君)  お手元の議案書の1ページをお願いします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第90号         稲沢市祖父江生涯学習センターの設置及び管理に関する条         例の制定について  稲沢市祖父江生涯学習センターの設置及び管理に関する条例を次のとおり定めるものとする。  令和2年12月7日提出                             稲沢市長 加藤錠司郎 ───────────────────────────────────────────  このたびの条例制定につきましては、祖父江町勤労青少年ホームの老朽化に伴い、旧祖父江支所跡地に、本市の生涯学習の推進を図るため、祖父江町勤労青少年ホームの公民館的利活用の機能と郷土資料の展示スペースなどを併せた施設として新設する祖父江生涯学習センターについて、地方自治法に規定する公の施設として定めるものでございます。  はねていただきまして、2ページをお願いいたします。  この条例は全15条から成るものでございまして、上から3行目、第1条では条例の趣旨を、上から8行目、第2条第1項では、本市における生涯学習の推進を図るため生涯学習センターを設置することを、第2項では、名称を稲沢市祖父江生涯学習センターとし、位置を稲沢市祖父江町上牧下川田454番地と定めるものでございます。  その下、第3条では、生涯学習センターの開館時間を日曜日及び12月28日を除いて午前9時から午後9時までとし、下から5行目、第4条では、生涯学習センターの休館日を年末年始の12月29日から1月3日までと定めるものでございます。  3ページをお願いいたします。  第5条では、生涯学習センターを指定管理者に管理を代行させる場合について定めるものでございます。  はねていただきまして、4ページをお願いいたします。  上から2行目、第6条では、指定管理者が管理を代行した場合に行う業務を定めるものでございます。  上から6行目、第7条では利用許可を、中ほど第8条では利用許可の制限を、下から3行目、第9条では利用許可の取消し等について定めるものでございます。  5ページをお願いいたします。  上から6行目、第10条では、使用料について別表に定めております。  はねていただきまして、7ページの別表をお願いいたします。  使用料については、専用利用と個人利用に分けて、さらに専用利用では部屋ごとに、個人利用では高校生以上・中学生以下に分けて、それぞれ午前・午後・夜間の区分で使用料の額を定めるものでございます。また、商業宣伝、営利を図ることを目的として入場料を徴収し、または物品等の販売を行うときの使用料の額は、この表に定める使用料の2倍の額とすることを定めるものでございます。  また5ページをお願いいたします。  中ほど第11条では使用料の減免を、下から10行目、第12条では使用料の還付を、下から4行目、第13条では利用者の義務について定めるものでございます。  はねていただきまして、6ページをお願いいたします。  上から5行目、第14条では損害賠償について規定し、下から4行目、第15条では、この条例に定めるもののほか、必要な事項は教育委員会が規則で定める委任について定めるものでございます。  付則といたしまして、この条例は令和3年4月11日から施行するものでございます。  以上、よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ◎市長公室長(篠田智徳君)  議案書8ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第91号         稲沢市地区市民センター設置条例の一部を改正する条例に         ついて  稲沢市地区市民センター設置条例の一部を改正する条例を次のとおり定めるものとする。  令和2年12月7日提出                             稲沢市長 加藤錠司郎 ───────────────────────────────────────────  この条例改正は、稲沢市大里西市民センターの移転に伴い、位置が変更となるため、条例の一部を改正するものでございます。  9ページをお願いいたします。
     別表稲沢市大里西市民センターの項中、位置の欄、「稲沢市奥田中切町60番地1」を「稲沢市奥田中切町32番地1」に改めるものでございます。  なお、付則といたしまして、この条例は令和3年5月6日から施行するものでございます。  以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ◎総務部長(清水澄君)  はねていただきまして、議案書10ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第92号           稲沢市公告式条例の一部を改正する条例について  稲沢市公告式条例の一部を改正する条例を次のとおり定めるものとする。  令和2年12月7日提出                             稲沢市長 加藤錠司郎 ───────────────────────────────────────────  このたびの改正につきましては、稲沢市大里西市民センターの移転に伴い、条例等の公布等に係る掲示場所を変更するため、条例の一部を改正するものでございます。  11ページをお願いいたします。  改正の内容につきましては、4行目、大里西市民センターの掲示場所を定めております第2条第2項第6号中「稲沢市奥田中切町60番地1」を「稲沢市奥田中切町32番地1」に改めるものでございます。  付則といたしまして、この条例は令和3年5月6日から施行するものでございます。  続きまして、はねていただきまして、12ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第93号           稲沢市債権管理条例の一部を改正する条例について  稲沢市債権管理条例の一部を改正する条例を次のとおり定めるものとする。  令和2年12月7日提出                             稲沢市長 加藤錠司郎 ───────────────────────────────────────────  このたびの改正につきましては、債権の放棄に関する規定を私債権に限定するほか、各条文の規定を見直すため、条例の一部を改正するものでございます。  13ページをお願いいたします。  改正の内容につきましては、主に3点ございます。  1点目は、債権の定義の明確化でございます。債権の定義をより明確にし、債権管理をより適正に行うため、債権区分を具体化し、分かりやすく整理を行うものでございます。  2点目は、上位法令等で定められている条文の整理でございます。滞納処分、強制執行など、上位法令との重複を避けるため、当該条文について削除するものでございます。  3点目は、市の債権における私債権の債権放棄でございます。公債権については、権利行使が5年間経過すれば絶対的に消滅することから、本条例における債権放棄を私債権に限定するものでございます。  それでは、逐条ごとに説明させていただきます。  4行目、第1条の改正につきましては、この条例の制定目的を私債権の放棄のほか、市の債権の管理に関する事務の処理について必要な事項を定めることと明確にいたすものでございます。  6行目、第2条第2号から第4号までの改正につきましては、債権の定義をより明確にするため、債権の定義を強制徴収債権、強制執行債権及び私債権といたすとともに、同条第5号の改正につきましては、債権管理者の定義を市長、水道事業の管理者の権限を行う市長及び病院事業管理者といたすものでございます。  下から8行目、第6条の改正につきましては、第2条の用語の定義の改正に伴い、字句の整理を行うほか、改正前の条例第7条から第14条までを削除したことに伴い、引用する法令を地方自治法施行令に改正いたすものでございます。  はねていただきまして、14ページをお願いいたします。  1行目、第7条、時効の完成猶予または更新の新設につきましては、市の債権が時効の完成によって消滅することを防ぐため、時効の進行を一時停止させる時効の完成猶予、時効の進行をリセットする時効の更新を明記し、これら必要な措置を取ることを義務づけいたすものでございます。  6行目、第8条から第14条までの規定を削除することにつきましては、滞納処分、強制執行、徴収停止などについて、地方税法、地方自治法施行令などの規定との重複を避けるため、削除いたすものでございます。  7行目、第15条第1項の改正につきましては、この条例により債権放棄することができる債権から企業会計に係る債権を除くため、「債権管理者」を「市長」に改めるとともに、債権放棄することができる債権を私債権に限ることとすることから、「非強制徴収債権」を「私債権」に改めるものでございます。  また、同項第1号において、消滅時効を迎えた私債権を放棄する場合においても、あくまであらゆる徴収の努力を尽くした上での放棄であることを明確にするため、その他の徴収の方途がないとき、を加えるとともに、同項本文並びに第5号、第6号において、字句及び引用条例の整理を行うものでございます。  下から7行目、第15条及び第16条の繰上げにつきましては、第8条から第14条までの規定を削除することに伴うものでございます。  下から6行目、付則といたしまして、第1項で、この条例は令和3年4月1日から、ただし、第7条の改正規定は公布の日から施行することといたし、付則第2項で、第2条の改正規定に係る経過措置を定めるものでございます。  以上、御審議賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ◎市民福祉部長(小野達哉君)  議案書16ページをお願いします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第94号         稲沢市平和らくらくプラザの設置及び管理に関する条例の         一部を改正する条例について  稲沢市平和らくらくプラザの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を次のとおり定めるものとする。  令和2年12月7日提出                             稲沢市長 加藤錠司郎 ───────────────────────────────────────────  このたびの改正につきましては、稲沢市身体障害者福祉センターの廃止に伴い、当該センターの機能の一部を平和らくらくプラザに移転するため、条例の一部を改正するものでございます。  17ページをお願いします。  改正の内容といたしましては、「保健区域」を「障害福祉区域」に改めるものでございます。  付則といたしまして、この条例は令和3年4月1日から施行するものでございます。  続きまして、議案書18ページをお願いします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第95号         稲沢市老人福祉施設の設置及び管理に関する条例の一部を         改正する条例について  稲沢市老人福祉施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を次のとおり定めるものとする。  令和2年12月7日提出                             稲沢市長 加藤錠司郎 ───────────────────────────────────────────  このたびの改正につきましては、稲沢市稲葉老人福祉センターあすなろ館の移転に伴い、位置及び休館日を変更する必要があるため、条例の一部を改正するものでございます。  19ページをお願いします。  改正の内容といたしましては、別表第1中、位置を「稲沢市西町三丁目10番24号」から「稲沢市稲葉二丁目11番5号」に改めるとともに、別表第2中で、休館日を稲沢市民センターと合わせて日曜日及び土曜日とさせていただくものでございます。  付則といたしまして、この条例は令和3年4月1日から施行するものでございます。  続きまして、議案書21ページをお願いします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第96号         稲沢市地域包括支援センター包括的支援事業の実施に係         る基準を定める条例の一部を改正する条例について  稲沢市地域包括支援センター包括的支援事業の実施に係る基準を定める条例の一部を改正する条例を次のとおり定めるものとする。  令和2年12月7日提出                             稲沢市長 加藤錠司郎 ───────────────────────────────────────────  このたびの改正につきましては、福祉の拠点内に基幹型地域包括支援センターを設置するに当たり、人員に係る基準等を定めるために、条例の一部を改正するものでございます。  22ページをお願いします。  改正の内容といたしましては、7行目、第2条第3項として、基幹型地域包括支援センターの基本方針を規定し、第3条第1項で基幹型地域包括支援センターの常勤職員の員数を規定するものでございます。  付則といたしまして、この条例は令和3年4月1日から施行するものでございます。  以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ◎子ども健康部長(平野裕人君)  議案書23ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第97号          稲沢市遺児手当支給条例の一部を改正する条例について  稲沢市遺児手当支給条例の一部を改正する条例を次のとおり定めるものとする。  令和2年12月7日提出                             稲沢市長 加藤錠司郎 ───────────────────────────────────────────  このたびの条例改正につきましては、独り親家庭等に対する市独自の経済的支援として、国の児童扶養手当に上乗せする形で、愛知県遺児手当とともに支給している稲沢市遺児手当について、愛知県遺児手当支給規則の一部改正に倣い、災害その他やむを得ない理由による申請の遅延に対して、手当支給を可能とする規定を設けるものでございます。  議案書の24ページをお願いいたします。  具体的な改正内容といたしましては、上から5行目、第6条第3項として、災害その他やむを得ない理由により申請をすることができなかった場合において、その理由がやんだ後15日以内に 申請したときは、やむを得ない理由により申請をすることができなくなった日の属する月の翌月から支給する規定を追加するものでございます。  付則として、第1項で、この条例は公布の日から施行することを、第2項で経過措置を規定し、第3項で、新型コロナウイルス感染症の発生または蔓延に起因するやむを得ない理由で、愛知県が緊急事態宣言を発出した4月10日から施行日の前日までに申請ができなかった場合について、改正後の規定を適用することとするものでございます。  以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ◎建設部長(鈴森泰和君)  議案書26ページをお願いいたします。
    ─────────────────────────────────────────── 議案第98号           稲沢市都市公園条例の一部を改正する条例について  稲沢市都市公園条例の一部を改正する条例を次のとおり定めるものとする。  令和2年12月7日提出                             稲沢市長 加藤錠司郎 ───────────────────────────────────────────  このたびの条例改正につきましては、祖父江町山崎地区及び目比町地区におきまして整備を進めておりました公園の整備が完了するのに伴い、適正な管理を行っていくため、都市公園の名称及び位置を本条例に追加するものでございます。  右側27ページをお願いいたします。  改正の内容につきましては、上から4行目、稲沢市都市公園条例の別表第1(その1)に、祖父江ぎんなんパーク、稲沢市祖父江町山崎江代23番地2、及び目比親水公園、稲沢市目比町土井1460番地を加えるものでございます。  なお、付則といたしまして、この条例は令和3年6月1日から施行するものでございます。  以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ◎上下水道部長(森本嘉晃君)  議案書の28ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第99号         稲沢市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条         例について  稲沢市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例を次のとおり定めるものとする。  令和2年12月7日提出                             稲沢市長 加藤錠司郎 ───────────────────────────────────────────  このたびの条例の一部改正につきましては、稲沢市債権管理条例の一部改正で、債権放棄の規定が改められるということに伴いまして、企業会計であります水道事業における水道料金などの歳入、こちらも私債権に分類をされますので、これら債権の放棄についても新たに規定をする必要があることから、所要の改正を行うものでございます。  29ページをお願いいたします。  改正の内容について御説明いたします。  現行の第7条、所要の字句の改正を加えた上で第8条に改めまして、新たな第7条として、債権に係る権利の放棄の規定をいたすものでございます。  この条文によりまして、法令上の必要な措置を講じてもなお徴収の見込みのないものについて、その債権の権利放棄ができる要件といたしまして、1号から4号を定めております。  まず1号では、消滅時効に係る期間の経過した債権であること。そして、次に2号で、破産法等の規定により、債務者が債権の責任を免れたものであること。また3号で、債務者の死亡、失踪、行方不明等で徴収の見込みがないと管理者が認めた債権であること。そして4号で、その他徴収の見込みがないと管理者が認めた債権であることという4項目でございまして、これらに該当する場合には、時効の援用を待たずして権利を放棄することができるというものでございます。  付則といたしまして、この条例は令和3年4月1日から施行するものでございます。  以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ◎教育部長(荻須正偉君)  議案書30ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第100号         稲沢市公民館の設置及び管理に関する条例の一部を改正す         る条例について  稲沢市公民館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を次のとおり定めるものとする。  令和2年12月7日提出                             稲沢市長 加藤錠司郎 ───────────────────────────────────────────  このたびの条例改正につきましては、稲沢市大里西公民館の老朽化に伴い、移転するため、その位置を改めるとともに、制定します稲沢市祖父江生涯学習センターの設置及び管理に関する条 例との整合を図るため、字句の整理を行う必要があることから改正するものでございます。  31ページをお願いいたします。  上から4行目、第2条第2項の表中、稲沢市大里西公民館の位置を「稲沢市奥田中切町60番地1」から「稲沢市奥田中切町32番地1」に改めるものでございます。  上から6行目、第5条ただし書を削り、同条に後段として加える改正規定から、下から4行目、第13条中「付属設備等」を「附属設備」に改める規定まで、字句の整理を行うものでございます。  付則といたしまして、この条例は公布の日から施行し、第2条第2項の表の改正規定は、令和3年5月6日から施行するものでございます。  以上、よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ◎市民福祉部長(小野達哉君)  議案書32ページをお願いします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第101号         稲沢市身体障害者福祉センターの設置及び管理に関する条         例を廃止する条例について  稲沢市身体障害者福祉センターの設置及び管理に関する条例を廃止する条例を次のとおり定めるものとする。  令和2年12月7日提出                             稲沢市長 加藤錠司郎 ───────────────────────────────────────────  33ページをお願いします。  稲沢市身体障害者福祉センターは、建築後40年以上経過しており、耐震基準を満たしておらず、地震などにより倒壊するおそれがあることから、施設の廃止を行うものでございます。  付則といたしまして、この条例は令和3年4月1日から施行するものでございます。  以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ◎教育部長(荻須正偉君)  議案書34ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第102号         稲沢市立勤労青少年ホームの設置及び管理に関する条例を         廃止する条例について  稲沢市立勤労青少年ホームの設置及び管理に関する条例を廃止する条例を次のとおり定めるも のとする。  令和2年12月7日提出                             稲沢市長 加藤錠司郎 ───────────────────────────────────────────  35ページをお願いいたします。  このたびの条例廃止につきましては、祖父江町勤労青少年ホームの老朽化に伴い、旧祖父江支所跡地に新設する祖父江生涯学習センターに公民館的利活用の機能を移転し、祖父江町勤労青少年ホームを廃止するため、条例を廃止するものでございます。  付則といたしまして、この条例は令和3年4月1日から施行するものでございます。  はねていただきまして、議案書36ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第103号         稲沢市働く婦人の家設置及び管理に関する条例を廃止する         条例について  稲沢市働く婦人の家設置及び管理に関する条例を廃止する条例を次のとおり定めるものとする。  令和2年12月7日提出                             稲沢市長 加藤錠司郎 ───────────────────────────────────────────  37ページをお願いいたします。  このたびの条例廃止につきましては、社会福祉会館の老朽化に伴い、社会福祉会館内にある働く婦人の家の料理室を稲沢公民館に新設し、働く婦人の家を廃止するため、条例を廃止するものでございます。  付則といたしまして、この条例は令和3年4月1日から施行するものでございます。  はねていただきまして、議案書38ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第104号         稲沢市立祖父江町郷土資料館の設置及び管理に関する条例         を廃止する条例について  稲沢市立祖父江町郷土資料館の設置及び管理に関する条例を廃止する条例を次のとおり定めるものとする。  令和2年12月7日提出                             稲沢市長 加藤錠司郎 ───────────────────────────────────────────  39ページをお願いいたします。  このたびの条例廃止につきましては、祖父江町郷土資料館の老朽化に伴い、新設する祖父江生涯学習センターに郷土資料の展示スペースを設けて機能を移転し、祖父江町郷土資料館を廃止するため、条例を廃止するものでございます。  付則といたしまして、この条例は令和3年4月1日から施行するものでございます。  はねていただきまして、議案書40ページをお願いいたします。
    ─────────────────────────────────────────── 議案第105号         絵画(荻須高徳作「ヴェネツィア、リオ・ディ・フォンテー         ゴ」60号)の物品供給契約の締結について  絵画(荻須高徳作「ヴェネツィア、リオ・ディ・フォンテーゴ」60号)の物品買入れについて、下記のとおり物品供給契約を締結するため、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第8号及び稲沢市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例(昭和41年稲沢市条例第10号)第3条の規定に基づき、議会の議決を求める。  令和2年12月7日提出                             稲沢市長 加藤錠司郎                    記  1 契約の目的  絵画(荻須高徳作「ヴェネツィア、リオ・ディ・フォンテーゴ」60号)           の購入  2 契約の方法  随意契約  3 契約金額  金28,000,000円  4 契約の相手方  富山県富山市高木2034番地            富山日野自動車株式会社            代表取締役会長 小林紀男 ───────────────────────────────────────────  内容につきましては、絵画(荻須高徳作「ヴェネツィア、リオ・ディ・フォンテーゴ」60号)額縁つきでございます。1968年制作で、サイズは縦97センチ、横130センチの作品でございます。  以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ◎経済環境部長(岩間福幸君)  41ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第106号           稲沢市公の施設における指定管理者の指定について  稲沢市公の施設における指定管理者を下記のとおり指定することについて、地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を求める。  令和2年12月7日提出                             稲沢市長 加藤錠司郎                    記  1 公の施設の名称    稲沢市立平和町農村環境改善センター  2 指定管理者の名称    コニックス株式会社  3 指定の期間    5年(令和3年4月1日から令和8年3月31日まで) ───────────────────────────────────────────  所管課は農務課でございます。なお、指定管理者の指定につきましては、稲沢市立平和町農村環境改善センター指定管理者候補者選定委員会において、候補者として選定されたものでございます。  以上、よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ◎上下水道部長(森本嘉晃君)  42ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第107号           令和元年度稲沢市水道事業会計利益の処分について  令和元年度稲沢市水道事業会計未処分利益剰余金について、次のとおり処分することについて、地方公営企業法(昭和27年法律第292号)第32条第2項の規定に基づき、議会の議決を求める。  令和2年12月7日提出                             稲沢市長 加藤錠司郎 ───────────────────────────────────────────  内容といたしまして、1として記載の令和元年度末未処分利益剰余金13億3,956万8,591円のうち、2の処分額といたしまして、営業活動により発生をいたしました4億9,000万円余りの利益につきまして、経営の安定化を図るために、令和3年度の企業債償還額といたしまして2億450万891円を減債積立金へ、また今後の水道施設の耐震化事業の財源に充てるため、2億9,406万 4,362円を建設改良積立金へそれぞれ積み立てるものでございます。また、令和元年度に減債積立金と建設改良積立金から取崩しを行いまして、既に使用いたしました8億4,100万3,338円を資本金へ組み入れるものでございます。  以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ◎市民病院事務局長(石村孝一君)  議案書43ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第108号              損害賠償の額を定めることについて  市において損害賠償義務が発生したので、当該損害賠償の額を定めることについて、稲沢市病院事業の設置等に関する条例(昭和41年稲沢市条例第18号)第9条の規定に基づき、議会の議決を求める。  令和2年12月7日提出                             稲沢市長 加藤錠司郎 ───────────────────────────────────────────  記といたしまして、事故の概要でございますが、平成30年、当院において手術を受けた際、手術中に出血を起こし、止血操作など手術手技に起因する想定外の大量出血を来し、また手術続行の判断誤りもあり、手術翌日に出血性ショックにより亡くなられました。  賠償の金額は、亡くなられた患者さんの年齢や病状等から、手術が成功した際に得られたであろう逸失利益や死亡慰謝料、葬儀費などを考慮させていただいた、ここに記載の金額でございます。  賠償の内容といたしまして、市の過失を認め、患者遺族に上記賠償金を支払うものです。  なお、本医療事故につきましては、医療事故調査制度に沿い、外部委員3名を含む医療事故調査委員会を開催し、事故の原因分析、再発防止策等を検証していただき、令和元年12月に医療事故調査支援センターに報告書を提出させていただきました。再発防止策として、術中の合併症を含む術前検討の徹底、不測の事態に対する手順などを再整備するとともに、本年4月には院内ルールが遵守されていることの監督・指導を行う医療の質管理部を創設し、医療安全の向上に取り組むよう徹底しているところでございます。  今後このような事故を起こさないために、さらに医療安全に取り組み、質の高い医療を安全に提供できるよう努めてまいります。  以上、よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ◎総務部長(清水澄君)  議案書の43ページの次の浅黄色の間紙をはねていただきまして、1ページをお願いいたしま す。 ─────────────────────────────────────────── 議案第109号            令和2年度稲沢市一般会計補正予算(第6号)  令和2年度稲沢市一般会計補正予算(第6号)は、次に定めるところによる。 (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額68,163,767千円から歳入歳出それぞれ209,374千円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ67,954,393千円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 (繰越明許費) 第2条 地方自治法(昭和22年法律第67号)第213条第1項の規定により翌年度に繰り越して使用することができる経費は、「第2表 繰越明許費」による。 (債務負担行為の補正) 第3条 債務負担行為の追加は、「第3表 債務負担行為補正」による。 (地方債の補正) 第4条 地方債の追加及び変更は、「第4表 地方債補正」による。  令和2年12月7日提出                             稲沢市長 加藤錠司郎 ───────────────────────────────────────────  はねていただきまして、2ページをお願いいたします。  第1表 歳入歳出予算補正を御覧ください。  初めに、歳入の主なものを順次説明いたします。  13款分担金及び負担金、1項負担金、減額補正2,669万1,000円につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、4月及び5月に実施いたしました保育園の登園自粛に伴う保育料の減免分を減額いたすものでございます。  15款国庫支出金、1項国庫負担金、補正額2,361万7,000円の主な内容につきましては、保育園の登園自粛に伴う保育料の減免分に対する子どものための教育・保育給付費負担金1,447万6,000円を増額いたすとともに、前年度の扶助費確定に伴い、生活保護費負担金1,177万9,000円を増額いたすものでございます。  2項国庫補助金、補正額1億1,179万2,000円の主な内容につきましては、社会資本整備総合交付金の決定により、3億9,328万2,000円を減額いたす一方、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金4億8,420万3,000円を増額いたすものでございます。  3項委託金、補正額517万円につきましては、税制改正に伴う国民年金システム等改修委託料に対する国民年金事務委託金を増額いたすものでございます。  16款県支出金、1項県負担金、減額補正409万2,000円の主な内容につきましては、保育園の登園自粛に伴う保育料の減免分に対する施設型教育・保育給付費等負担金587万4,000円を増額いたす一方、国民健康保険税、後期高齢者医療保険料の本算定の結果、それぞれの保険基盤安定負担金合わせ1,050万9,000円を減額いたすものでございます。  2項県補助金、減額補正1,469万5,000円の主な内容につきましては、新型コロナウイルス感染症対策として、高齢者インフルエンザ予防接種自己負担相当額に係る補助金2,777万3,000円を計上いたすとともに、元気な愛知の市町村づくり補助金450万円、南海トラフ地震等対策事業費補助金450万円などを計上いたすものでございます。また、交付額の確定に伴い、新型コロナウイルス感染症対策協力金交付事業費補助金8,899万8,000円を減額いたすものでございます。  18款寄付金、1項寄付金、補正額69万9,000円につきましては、株式会社エステック様から御寄附を頂きましたので、社会福祉費寄付金を計上いたすものでございます。  19款繰入金、1項基金繰入金、減額補正19億5万6,000円の主な内容につきましては、前年度繰越金などにより財源が確保されたため、財政調整基金繰入金19億円を減額いたすものでございます。  2項他会計繰入金、補正額7,623万1,000円につきましては、前年度の国民健康保険特別会計及び後期高齢者医療特別会計への各会計に対する繰出金の精算として受入れいたすものでございます。  20款繰越金、1項繰越金、補正額12億6,332万5,000円につきましては、今回の補正予算に係る財源調整でございます。  21款諸収入、5項雑入、減額補正97万4,000円の主な内容につきましては、前年度の指定管理委託料の確定に伴い、指定管理委託料返納金260万5,000円を計上いたす一方、保育園の登園自粛に伴う給食費の減収分として、園児給食費収入493万2,000円を減額いたすものでございます。  22款市債、1項市債、補正額2億5,630万円につきましては、勤労福祉会館空調設備改修事業に係る勤労福祉施設整備事業債6,650万円を計上いたすとともに、国庫補助金の変更などにより、道路整備事業債、街路整備事業債などを整備いたすものでございます。  3ページをお願いいたします。  次に、歳出の主なものを御説明申し上げます。  1款議会費、1項議会費、減額補正100万5,000円につきましては、人事異動及び国家公務員に準拠した給与改定に伴い、人件費を整理いたすものでございます。
     なお、以下、各費目の説明に当たり、人件費の整理分につきましては説明を割愛させていただきますので、よろしくお願いをいたします。  2款総務費、1項総務管理費、減額補正2,289万円の主な内容につきましては、補助金額の確定に伴い、地区集会場整備費補助金284万円を減額いたすものでございます。  3款民生費、1項社会福祉費、補正額7,306万9,000円の主な内容につきましては、前年度の障害児施設措置費給付費などの確定に伴い、国庫支出金及び県支出金の返納金を増額いたすとともに、国民健康保険特別会計への各種繰出金を整理いたすものでございます。  2項児童福祉費、減額補正額552万円の主な内容につきましては、前年度の事業費確定に伴い、国庫支出金及び県支出金の返納金を増額いたす一方、事業費確定に伴い、新生児臨時特別給付金240万円を減額いたすものでございます。  3項老人福祉費、補正額603万8,000円の主な内容につきましては、認知症高齢者グループホームの施設老朽化に伴う大規模改修事業に係る地域介護・福祉空間整備等事業費補助金963万6,000円を計上いたすとともに、後期高齢者医療特別会計、介護保険特別会計への繰出金を整理いたすものでございます。  4項生活保護費、補正額2,787万7,000円につきましては、前年度の生活保護費の確定に伴い、国庫支出金返納金を計上いたすものでございます。  5項国民年金費、補正額136万9,000円の主な内容につきましては、税制改正に伴い、国民年金システム改修委託料338万円などを計上いたすものでございます。  4款衛生費、1項保健衛生費、補正額1,947万6,000円の主な内容につきましては、事業費確定に伴い、理美容事業者休業協力金2,110万円を減額いたす一方、高齢者のインフルエンザ予防接種件数の増加を見込み、予防接種委託料5,298万円を増額いたすものでございます。  5款労働費、1項労働諸費、補正額7,000万円につきましては、勤労福祉会館の空調設備改修に係る施設整備工事費を計上いたすものでございます。  6款農林業費、1項農業費、減額補正1,584万2,000円の主な内容につきましては、農業集落排水事業補助金1,318万7,000円を減額いたすものでございます。  7款商工費、1項商工費、減額補正1億8,590万6,000円の主な内容につきましては、事業費確定に伴い、新型コロナウイルス感染症対策協力金交付事業に係る経費1億9,162万円を減額いたすものでございます。  はねていただきまして、4ページをお願いいたします。  8款土木費、2項道路橋りょう費、減額補正5,645万4,000円の主な内容につきましては、国庫補助金の交付額確定に伴い、道路舗装改良工事費6,000万円を減額いたすものでございます。  4項都市計画費、減額補正9,063万5,000円の主な内容につきましては、国庫補助金の交付額確定に伴い、道路舗装改良工事費、用地取得費等を減額いたすとともに、公共下水道事業への繰出金を減額いたすものでございます。  5項住宅費、補正額1,038万6,000円の主な内容につきましては、前年度実施の会計検査によ り、社会資本整備総合交付金の返還が生じたため、国庫支出金返納金963万5,000円を計上いたすものでございます。  9款消防費、1項消防費、減額補正510万6,000円の主な内容につきましては、人件費を減額いたす一方、新型コロナウイルス感染症対策といたしまして、市内40か所の避難所において発熱などの疑いのある方を対象に、避難所のプライバシー確保や避難所の3密対策など、感染拡大防止のために使用いたしますテントを購入するための経費900万円を計上いたすものでございます。  10款教育費、2項小学校費、減額補正1,205万2,000円の主な内容につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、小学校の水泳授業が中止となったことに伴い、水道料を1,100万円、プール清掃等の手数料445万円を減額いたすものでございます。  3項中学校費、減額補正670万5,000円の主な内容につきましては、小学校費と同様に、中学校の水泳授業が中止になったことに伴い、水道料を250万円、プール清掃等の手数料133万円を減額いたすものでございます。  5項保健体育費、減額補正659万1,000円の主な内容につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため延期となった東京2020オリンピック聖火リレー等の関係経費を整理いたすものでございます。  5ページをお願いいたします。  次に、繰越明許費について御説明させていただきます。  第2表 繰越明許費を御覧ください。  5款労働費、1項労働諸費、事業名、勤労福祉会館空調設備改修事業につきましては、年度内に事業の完了が見込めないため、金額7,000万円の繰越明許費の設定をお願いいたすものでございます。  はねていただきまして、6ページをお願いいたします。  次に、債務負担行為補正について御説明いたします。  第3表 債務負担行為補正。  債務負担行為の追加。  1段目、事項、公園等緑化維持管理業務委託料、限度額1億870万円、2段目、緑化維持管理業務委託料、限度額9,800万円につきましては、都市公園及び市道などに係る除草、薬剤散布業務について、年度当初から迅速に実施できるようにするため、債務負担行為の追加をお願いいたすものでございます。  3段目、事項、東京2020オリンピック聖火リレー事業、限度額500万円につきましては、本市で実施される聖火リレーに向けた準備を事前に行うため、債務負担行為の追加をお願いいたすものでございます。  期間は、いずれも令和2年度から令和3年度まででございます。  7ページをお願いいたします。  次に、地方債補正について御説明いたします。  第4表 地方債補正。  1.地方債の追加。  1段目の勤労福祉施設整備事業、限度額6,650万円につきましては、先ほど申し上げました勤労福祉会館空調設備の改修に係る財源として、合併特例債を活用するため追加をお願いいたすものでございます。  2段目の緊急自然災害防止対策事業、限度額3,770万円、3段目の緊急浚渫推進事業、限度額300万円につきましては、今年度実施いたします地方単独事業につきまして、地方債を活用するため、追加をお願いいたすものでございます。  2.地方債の変更。  地方債の変更につきましては、5事業でございます。  1段目、道路整備事業、2段目、橋りょう整備事業、3段目、水路等整備事業、4段目の街路整備事業につきましては、国庫補助金の変更に伴い、限度額の変更をお願いいたすものでございます。  5段目の緊急防災・減災事業につきましては、耐震性貯水槽設置及び防火水槽耐震化改修に係る工事費の増額に伴い、限度額の増額をお願いいたすものでございます。  なお、いずれも起債の方法、利率、償還の方法は変更ございません。  以下、9ページから71ページにかけまして事項別明細書等を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。  以上で説明を終わります。 ◎市民福祉部長(小野達哉君)  議案書72ページをお願いします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第110号         令和2年度稲沢市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)  令和2年度稲沢市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額12,269,000千円に歳入歳出それぞれ32,239千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ12,301,239千円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  令和2年12月7日提出                             稲沢市長 加藤錠司郎 ───────────────────────────────────────────  73ページをお願いします。  第1表 歳入歳出予算補正。  歳入につきまして説明させていただきます。  1款国民健康保険税、1項国民健康保険税1,250万円の減額補正につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による国民健康保険税の減免見込額を補正いたすものでございます。  3款国庫支出金、1項国庫補助金750万円の増額補正につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による国民健康保険税の減免見込額の60%相当額が補助されるため、補正いたすものでございます。  4款県支出金、1項県補助金600万円の増額補正につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による国民健康保険税の減免見込額の40%相当額と令和元年度分の減免見込額が補助されるため、補正いたすものでございます。  6款繰入金、1項他会計繰入金281万6,000円の減額補正につきましては、保険基盤安定繰入金、職員給与費等繰入金など、一般会計からの繰入額の確定により補正いたすものでございます。  7款繰越金、1項繰越金3,405万5,000円の増額補正につきましては、今回の補正予算に係る財源調整として前年度繰越金を措置いたすものでございます。  はねていただきまして、74ページをお願いします。  歳出につきまして説明させていただきます。  1款総務費、1項総務管理費584万3,000円の増額補正につきましては、人事異動等に伴い、職員給与費を整理いたすとともに、制度改正に伴うシステム改修委託料を補正いたすものでございます。  9款諸支出金、1項償還金及び還付加算金318万1,000円の増額補正につきましては、前年度の県支出金、特別交付金について精算し、返納するため、補正いたすものでございます。  同じく2項繰出金2,321万5,000円の増額補正につきましては、一般会計繰出金でございまして、前年度の一般会計繰入金について精算し、返納するため、補正いたすものでございます。  以下、75ページから89ページにかけまして事項別明細書等を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、議案書90ページをお願いします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第111号          令和2年度稲沢市介護保険特別会計補正予算(第3号)  令和2年度稲沢市介護保険特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。 (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額9,544,091千円に歳入歳出それぞれ51,969千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9,596,060千円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  令和2年12月7日提出                             稲沢市長 加藤錠司郎 ───────────────────────────────────────────  91ページをお願いします。  第1表 歳入歳出予算補正。  歳入につきまして説明させていただきます。  1款介護保険料、1項介護保険料37万9,000円の減額補正につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による介護保険料の減免見込額を補正いたすものでございます。  3款国庫支出金、2項国庫補助金1,644万5,000円の増額補正につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による介護保険料の減免見込額に対する交付金及び補助金、令和3年度の介護報酬改定に対応するためのシステム改修に対する補助金、並びに新たに創設された介護保険保険者努力支援交付金を受け入れるために補正いたすものでございます。  7款繰入金、1項他会計繰入金59万6,000円の減額補正につきましては、事務費繰入金の減額などに伴い、補正いたすものでございます。  同じく2項基金繰入金1億5,141万8,000円の減額補正につきましては、前年度からの繰越金により給付費の財源が確保できることになり、基金からの繰入れの必要がなくなりましたので、補正いたすものでございます。  8款繰越金、1項繰越金1億8,791万7,000円の増額補正につきましては、前年度繰越額が確定したことにより補正いたすものでございます。  はねていただきまして、92ページをお願いします。  歳出につきまして説明させていただきます。  1款総務費、1項総務管理費1,991万8,000円の増額補正につきましては、人事異動等に伴い、職員給与費を整理いたすとともに、介護報酬改定に伴うシステム改修委託料を補正いたすものでございます。  同じく4項認定調査費1,637万4,000円の減額補正につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、要介護認定等の有効期間を延長することが可能となったため、主治医意見書料及び要介護認定調査委託料の減少分を補正いたすものでございます。  5款基金費、1項基金費4,837万円の増額補正につきましては、令和元年度事業及び介護保険料収入が確定したことに伴う余剰分などを介護給付費準備基金積立金として積み立てるため、補正いたすものでございます。  6款諸支出金、1項償還金及び還付加算金5万5,000円の増額補正につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、令和元年度分の介護保険料の還付が発生したため、補正いたすものでございます。  以下、93ページから107ページにかけまして事項別明細書を添付しておりますので、御参照賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、108ページをお願いします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第112号        令和2年度稲沢市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
     令和2年度稲沢市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額3,632,326千円に歳入歳出それぞれ50,416千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,682,742千円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  令和2年12月7日提出                             稲沢市長 加藤錠司郎 ───────────────────────────────────────────  109ページをお願いします。  第1表 歳入歳出予算補正。  歳入につきまして説明させていただきます。  3款繰入金、1項一般会計繰入金260万円の減額補正につきましては、本年度の保険基盤安定繰入金が確定したことにより補正いたすものでございます。  4款繰越金、1項繰越金1,380万9,000円の増額補正につきましては、前年度繰越額が確定したことにより補正いたすものでございます。  5款諸収入、4項雑入3,920万7,000円の増額補正につきましては、前年度の療養給付費が確定したことにより補正いたすものでございます。  はねていただきまして、110ページをお願いします。  歳出につきまして説明させていただきます。  1款総務費、1項総務管理費264万円の増額補正につきましては、制度改正に伴うシステム改 修委託料を補正いたすものでございます。  2款後期高齢者医療広域連合納付金、1項後期高齢者医療広域連合納付金524万円の減額補正につきましては、本年度の保険基盤安定負担金が確定したことにより補正いたすものでございます。  3款諸支出金、2項繰出金5,301万6,000円の増額補正につきましては、一般会計繰出金でございまして、前年度の一般会計繰入金について精算し、返納するため、補正いたすものでございます。  以下、111ページから117ページにかけまして事項別明細書を添付しておりますので、御参照の上、御審議賜りますようお願い申し上げます。 ◎建設部長(鈴森泰和君)  議案書118ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第113号         令和2年度尾張都市計画事業稲沢西土地区画整理事業特別         会計補正予算(第1号)  令和2年度尾張都市計画事業稲沢西土地区画整理事業特別会計補正予算第1号)は、次に定めるところによる。 (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額547,900千円に歳入歳出それぞれ30,676千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ578,576千円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  令和2年12月7日提出                             稲沢市長 加藤錠司郎 ───────────────────────────────────────────  右側119ページをお願いいたします。  第1表 歳入歳出予算補正につきまして、歳入から御説明申し上げます。  5款1項繰越金3,067万6,000円の増額補正につきましては、前年度繰越金の額の確定により、補正をお願いするものでございます。  はねていただきまして、120ページをお願いいたします。  歳出でございます。  1款総務費、1項総務管理費24万4,000円の減額補正につきましては、人件費の整理によるものでございます。  3款1項予備費3,092万円の増額補正につきましては、歳入歳出を調整し、予備費に計上するものでございます。  以下、121ページから131ページにかけまして事項別明細書等を添付しておりますので、御参照の上、御審議賜りますようお願い申し上げます。 ◎市民病院事務局長(石村孝一君)  132ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第114号           令和2年度稲沢市病院事業会計補正予算(第2号) (総則) 第1条 令和2年度稲沢市病院事業会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 (業務の予定量の補正) 第2条 令和2年度稲沢市病院事業会計予算(以下「予算」という。)第2条に定めた業務の予定量を次のとおり補正する。  (2)年間患者数、入院患者数11,580人の減、外来患者数17,010人の減。  (3)一日平均患者数、入院患者数32人の減、外来患者数70人の減。 (収益的収入及び支出の補正) 第3条 予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。  収  入   1款病院事業収益、1項医業収益758,751千円の減額補正。   2項医業外収益604,974千円の増額補正。   3項訪問看護ステーション事業収益928千円の増額補正。  支  出   1款病院事業費用、1項医業費用90,717千円の減額補正。 (資本的収入及び支出の補正) 第4条 予算第4条本文括弧書中「129,851千円」を「129,898千円」に改め、資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。  収  入   1款資本的収入、2項企業債5,100千円の増額補正。   6項補助金負担金83,272千円の増額補正。  はねていただきまして、134ページをお願いいたします。  支  出   1款資本的支出、1項建設改良費88,419千円の増額補正。 (企業債の補正) 第5条 予算第5条に定めた企業債の限度額を次のとおり補正する。  起債の目的、医療器械等整備事業、限度額74,700千円を79,800千円に補正するもので、起債の方法、利率、償還の方法につきましては変更ございません。 (議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正) 第6条 予算第8条に定めた経費の金額を次のように改める。  (1)職員給与費、補正額19,800千円。 (たな卸資産の購入限度額の補正) 第7条 予算第10条本文中「664,732千円」を「611,650千円」に改める。 第8条 予算第10条の次に次の1条を加える。 (債務負担行為) 第11条 債務負担行為をすることができる事項、期間及び限度額は、次のとおりと定める。  事項、地下水飲用化システム使用料。  期間、令和3年度から令和12年度まで。  限度額、1m3あたりの契約単価に使用量を乗じた額。  令和2年12月7日提出                             稲沢市長 加藤錠司郎 ───────────────────────────────────────────  このたびの補正予算につきましては、新型コロナウイルス感染症に伴う医業収益の減額、国・県からの補助金収入及びそれに伴う資産購入費等の増額、またマイナンバーカードを使用した健康保険証のオンライン資格確認の整備費を計上するものです。  収益的収支につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響等により患者数が大幅に減少したことにより、入院収益をはじめとする医業収益、材料費を減額するとともに、医療職に対する特殊勤務手当を増額し、その財源として医業外収益で医療従事者応援金、また感染症患者等を受け入れるために確保し、または休床した病床に対する補助金を増額計上するものです。  資本的収支につきましては、今後感染防止対策のため、緊急に必要となる場合に備え、医療器械購入費と、マイナンバーカードを使用して健康保険証をオンラインで資格確認できるよう器具備品購入費を増額計上し、その財源として企業債及び国・県補助金を計上するものです。  また、災害時の飲料水の確保と水道料金の削減を図るため、既設井戸を利用した地下水飲用化システムを導入するため、債務負担行為の設定をお願いするものです。  以下、136ページから147ページにかけまして財務諸表などを添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようお願いいたします。以上でございます。 ◎上下水道部長(森本嘉晃君)  148ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第115号           令和2年度稲沢市水道事業会計補正予算(第2号) (総則) 第1条 令和2年度稲沢市水道事業会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 (収益的支出の補正) 第2条 令和2年度稲沢市水道事業会計予算(以下「予算」という。)第3条に定めた収益的支出の予定額を次のとおり補正する。  支  出
       1款1項営業費用、減額補正額29,439千円。 (資本的支出の補正) 第3条 予算第4条本文括弧書中「1,556,134千円」を「1,555,405千円」に改め、資本的支出の予定額を次のとおり補正する。  支  出    1款1項建設改良費、減額補正額729千円。 (議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正) 第4条 予算第7条に定めた経費の金額を次のように改める。    (1)職員給与費、減額補正額30,168千円。  令和2年12月7日提出                             稲沢市長 加藤錠司郎 ───────────────────────────────────────────  今回の補正につきましては、収益的支出及び資本的支出において、人事異動並びに給与改定等に伴い、退職給付費の減額、その他人件費の整理をさせていただくものでございます。  以下、150ページから159ページにかけまして財務諸表などを添付いたしておりますので、御参照いただきますようお願いいたします。  続きまして、160ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第116号         令和2年度稲沢市公共下水道事業会計補正予算(第1号) (総則) 第1条 令和2年度稲沢市公共下水道事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 (収益的収入及び支出の補正) 第2条 令和2年度稲沢市公共下水道事業会計予算(以下「予算」という。)第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。  収  入    1款1項営業収益、減額補正額1,908千円。    2項営業外収益、補正額370千円。  支  出    1款1項営業費用、減額補正額4,355千円。 (資本的収入及び支出の補正) 第3条 予算第4条本文括弧書中「781,766千円」を「781,652千円」に改め、資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。  収  入    1款1項企業債、減額補正額136,800千円。    2項出資金、減額補正額11,427千円。  支  出    1款1項建設改良費、減額補正額148,341千円。  はねていただきまして、162ページをお願いいたします。 (企業債の補正) 第4条 予算第6条に定めた企業債の限度額を次のとおり補正する。  起債の目的、公共下水道事業、補正前限度額734,200千円を597,400千円に変更する。  なお、起債の方法、利率、償還の方法につきましては、変更ございません。 (議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正) 第5条 予算第8条に定めた経費の金額を次のように改める。    (1)職員給与費、減額補正額8,696千円。  令和2年12月7日提出                             稲沢市長 加藤錠司郎 ───────────────────────────────────────────  今回の補正につきましては、収益的収支におきまして、人事異動並びに給与改定等に伴い、人件費の整理をさせていただくとともに、一般会計からの負担金を精査するものでございます。また、資本的収支におきましても、同様に人件費の整理を行うとともに、併せて設計業務委託料並びに工事請負費の契約額の確定によりまして、事業費及び財源を精査するものでございます。  以下、163ページから175ページにかけまして財務諸表などを添付いたしておりますので、御参照いただきますようお願い申し上げます。  続きまして、176ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 議案第117号          令和2年度稲沢市集落排水事業会計補正予算(第1号) (総則) 第1条 令和2年度稲沢市集落排水事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 (収益的収入及び支出の補正) 第2条 令和2年度稲沢市集落排水事業会計予算(以下「予算」という。)第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。  収  入    1款2項営業外収益、減額補正額13,301千円。  支  出    1款1項営業費用、減額補正額13,301千円。 (議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正) 第3条 予算第6条に定めた経費の金額を次のように改める。    (1)職員給与費、減額補正額887千円。 (他会計からの補助金の補正) 第4条 予算第7条中「38,673千円」を「25,486千円」に改める。  令和2年12月7日提出                             稲沢市長 加藤錠司郎 ───────────────────────────────────────────  今回の補正につきましては、収益的収支におきまして、人事異動及び給与改定に伴い、人件費の整理をさせていただくとともに、施設等の維持管理業務委託料の契約額の確定によりまして、事業費並びに財源を精査するものでございます。  以下、178ページから189ページにかけまして財務諸表などを添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いを申し上げます。以上でございます。 ○議長(木村喜信君)  次に、日程第32、報告第18号専決処分の報告についてを議題といたします。  市長から説明を求めます。  加藤市長。 ◎市長(加藤錠司郎君) (登壇)  引き続いて提出申し上げますのは報告1件でございまして、その概要につきまして御説明申し上げます。  報告第18号専決処分の報告につきましては、2件ございまして、1件目は令和2年7月29日に市道1002号線で発生しました道路舗装不全による物損事故に係る損害賠償、2件目は令和2年8月28日に市道00-124号線で発生しました安全施設不備による物損事故に係る損害賠償でございます。  以上の2件につきましては、ともに令和2年10月6日に専決処分したもので、地方自治法第180条第2項の規定に基づき、議会に報告するものでございます。  以上が提出いたします報告の概要でございますが、詳細につきましては、建設部長から説明させますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(木村喜信君)  続いて、部長の説明を求めます。説明は簡潔にお願いします。 ◎建設部長(鈴森泰和君)  別冊の令和2年第8回稲沢市議会定例会報告目録をお願いいたします。  表紙をはねていただきまして、1ページをお願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── 報告第18号                専決処分の報告について  市長の専決処分事項の指定について(平成3年12月20日議決)第1号の規定により次のとおり専決処分したので、地方自治法(昭和22年法律第67号)第180条第2項の規定に基づき、議会に報告する。  令和2年12月7日提出                             稲沢市長 加藤錠司郎 ───────────────────────────────────────────  はねていただきまして、裏面2ページの専決処分調書を御覧ください。  2件ございまして、所属はいずれも用地管理課でございます。  整理番号1番といたしまして、専決処分年月日、令和2年10月6日、相手方はここに記載の方で、愛西市在住の方でございます。  令和2年7月29日午前7時30分頃発生の物損事故でございます。場所は赤池居道町地内の市道1002号線で、車両にて走行中、舗装不全により、車両左側前輪のアルミホイールに損傷を与えたものでございます。本件における市側の過失割合は3割で、賠償額6,765円を修理代として全額保険で支払ったものでございます。  次に、整理番号2番といたしまして、専決処分年月日、令和2年10月6日、相手方はここに記載の方で、一宮市在住の方でございます。  令和2年8月28日午前7時頃発生の物損事故でございます。場所は浅井町地内の市道00-124 号線で、原付にて走行中、破損し倒れかかっていた視線誘導標によりエンジンに損傷を与えたものでございます。本件における市側の過失割合は7割で、賠償額7万3,850円を修理代として全額保険で支払ったものでございます。以上でございます。 ○議長(木村喜信君)  報告が終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり)
     質疑もないようでございますので、これをもって報告を終わります。  本日はこの程度にとどめ、9日まで休会いたしまして、10日午前9時30分から質疑及び一般質問を行います。  本日はこれをもって散会いたします。                                 午後0時00分 散会...